PBRマテリアルの透過設定
ver.21
Shade3D Professional ver.21で追加されたPBRマテリアルでの透過設定により、glTFの仕様と1対1に対応させることができます。
PBRマテリアルで「透明度」「αブレンド」「αマスク」「不透明」を選択できます。
種類(Shade3Dでの透過の種類) | glTFでの名称 |
---|---|
透明度 | – |
αブレンド | BLEND |
αマスク | MASK |
不透明 | OPAQUE |
この属性はglTFで「アルファモード(alphaMode)」と呼ばれているものです。
初期状態は「透明度」になっており、これは屈折を伴う透明度の指定になります。
「透明度」に相当する指定はglTFでは存在しません。
透明度
「透明度」を指定した場合、スライダの値は0.0になるほど不透明、1.0に近づくほど透明になります。
また、「屈折率」が透過に反映されます。
また、マッピングの「透明度」を使用することでテクスチャを指定できます。
αブレンド
「αブレンド」を指定した場合、スライダの値は0.0になるほど透明、1.0に近づくほど不透明になります。
「透明度」とはスライダ値の意味合いが逆になる点に注意してください。
Shade3Dマテリアルの「不透明マスク」のような挙動になります。
これは「屈折率」の影響を受けません。
また、マッピングの「透明度」を使用することでテクスチャを指定できます。
αマスク
「αマスク」を指定した場合、
マッピングの「透明度」で指定したテクスチャイメージのピクセル値(グレイスケール)がスライダ値以下の場合に、そのピクセルは表示されません。
Shade3Dマテリアルの「トリム」のような挙動になります。
「αマスク」使用時は、マッピングで「透明度」を指定する必要があります。
不透明
「不透明」を指定した場合、スライダの値の指定は無効になります。
透過しない表現になります。