アニメーションの再生時間を求めるには?
Shade3Dを利用して動画の再生時間を求める場合など一般的な方法と違いはなく、
基本的には「フレーム数 / フレームレート(fps)=再生時間(秒)」により求めることができます。
Shade3Dでアニメーションを作成する場合、モーションウィンドウのアニメーション設定より行い、
初期値では開始フレームが「0」、フレーム数「300」、フレームレートが「30」が指定されています。
【注意】
フレーム数は、最終フレーム位置の「フレーム数」より「-1」フレーム引かれて表示されます。
これは「0」フレームを1フレームとしてカウントするため、300フレームが指定されている場合は、
実際の表示には「299」とモーションウィンドウには表示されます。
※フレーム数及びフレーレートに関する詳細は以下のWebサイトをご確認ください。
・アニメーション時の全体フレーム数を指定
https://knowledge.shade3d.jp/kb3524
・モーションウィンドウでの「フレームレート」とは?
https://knowledge.shade3d.jp/kb3600
初期値のまま、アニメーションを作成する場合は、300(フレーム数)/30(フレームレート)で10秒の
動画が作成されることになります。
動画の再生時間は、必要な時間(秒)とフレームレートより求めることができます。
メディアによりフレームレートはある程度決まっていますが、フレームレートが「30」で60秒の
アニメーションを作成する場合は、全体のフレーム数が1800必要になります。
この際の求め方としては「フレームレート(fps) × 再生時間(秒)=フレーム数」により求めることができます。
簡単な考え方ですがフレームレートが「30」で60秒の動画を作成する場合は、
60秒×30(フレームレート) = 1800 フレーム数が必要になります。
仮にフレームレートが「30」で5秒の動画を作成する必要がある場合は、
5秒 × 30(フレームレート) = 150 フレーム数が必要になります。
また、映画の1カット20秒の動画をShade3Dで制作する場合は、映画用の
フレームレート「24(フレームレート)」と「20(秒)」をかけ「480」フレームが必要になります。
なお、スマートフォンの画面やパソコンのディスプレイが対応しているフレームレートは、
60fpsが上限となりますが、メディアにより必要なフレームレートは異なりますのでご注意ください。
ゲーム :30fps/60fps
映画 :24fps
アニメ :24fps
テレビ・DVD :29.97fps
4K映像 :60 fps