シーンにある形状を別形状に入れ替えたい

シーンを構築する際に、先に配置だけ決めて後で最終的な本番形状に入れ替えたい、という場合があります。
これは、詳細のモデリングを後回しにする、複雑なシーンでは配置を行いづらくなるので回避、といった目的のためです。
この場合は「外部参照」を使用します。

ここでは、以下のような室内に家具を配置していきます。

個々の形状ごとに2種類のshdファイルを用意する

配置する家具の形状は、別々のshdファイルに保存しています。
このとき、ダミーの仮の形状と本番用の形状の2種類を用意します。
以下は仮の机です。プリミティブの直方体だけで構成されている非常に簡易な形状です。

以下は、本番用の机です。

形状の中心位置、サイズは同じように与えています。
表面材質やテクスチャイメージの指定は異なっていて問題ありません。

このように、対になった家具形状をいくつか用意します。

部屋のシーンに外部参照として仮の形状をインポート

部屋のシーンに切り替え、メインメニューの「ファイル」-「インポート」-「形状データ」を選択します。
ファイルダイアログボックスで「外部参照」を選択し、仮の形状をシーンにインポートします。

以下のようにソファの仮の形状が配置されました。

同様に、他の家具も外部参照としてインポートして配置していきます。

ブラウザでは、外部参照の形状はマスターオブジェクトとしてインポートされます。
配置される形状はリンクで表現されます。

リンクの位置や向きを、マニピュレータを使って調整します。

仮の形状を本番形状に入れ替え

マスターオブジェクトとしての形状を本番用の形状に入れ替えることで、
リンクで指定された形状の位置と向きはそのままで、対象形状だけを入れ替えることができます。
ブラウザの「マスターオブジェクトパート」内の仮形状を選択し、
形状情報ウィンドウの「変更」ボタンを押します。

ファイルダイアログボックスが表示されるため、本番用の形状を指定します。
以下のように、ソファの形状が入れ替わりました。

なお、マスターオブジェクトをブラウザで選択している場合は、参照元の位置にその形状が表示されます。

同様に、他の家具も外部参照の形状変更を行いました。

1つのマスターオブジェクトから複数形状分のリンクを与えている場合は、複数が同時に変更されます。
このように、外部参照を使用した場合は仮形状と本番用形状を後から入れ替えることができます。
外部参照を使っているため、インポート先のシーンではマスターマテリアル(マスターサーフェス)やテクスチャイメージはブラウザに表示されません。
そのため、相互に形状を入れ替えてもリソースが増えていく心配はありません。

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