レイトレーシングとは?
レイトレーシングとは、レンダリング(最終結果の画像を生成する工程)のもっとも一般的な手法の1つです。
視点からスクリーン上にレイ(視線)を飛ばし、それらが空間内の形状とぶつかるか調べます。
反射する物体にぶつかった場合は、レイを反射させる。
屈折する物体にぶつかった場合は、レイを物体内部で曲げて進める。
の計算を行い、最終的に背景や反射がない物体にぶつかったときの位置から表面材質(マテリアル)情報の取得を行い、最終的な色を求めていきます。
また、光源が存在する場合は、光の計算や物体にさえぎられる影も計算されます。
これをスクリーンの全ピクセルで行うのがレイトレーシングの基本的な考え方となります。
物体の影や反射・屈折・透過を表現できます。
形状数が多いほど、反射や透過、屈折が多いほどレンダリング時間がかかります。