別シーンの形状を参照として読み込みたい (外部参照)
1つの形状を1つのshdファイルで管理し、別シーンで「外部参照」として読み込むことでshdファイルを分けて管理することができるようになります。
この外部参照により、形状をレンダリング環境(光源やカメラなど)と分離することが可能になります。
以下のような形状を、「湯呑茶碗.shd」としてモデリングしました。
外部参照として形状をインポート
別シーンを新規作成し、このシーンに「湯呑茶碗.shd」を読み込みます。
メインメニューの「ファイル」-「インポート」-「形状データ」を選択します。
ファイルダイアログボックスで「原点を基準として読み込み」「外部参照」を指定し、
対象の「湯呑茶碗.shd」ファイルを選んで「開く」ボタンを押します。
こうすることで、原点位置に指定の形状が外部参照として読み込まれます。
ブラウザ上ではマスターオブジェクトとしてshdファイルが読み込まれ、リンクとしてシーンに形状が配置されます。
外部参照元の形状を更新
外部参照元「湯呑茶碗.shd」の形状の表面材質などのパラメータを変更した場合、ファイルを保存した後、
形状を参照しているシーンでマスターオブジェクトを選択し、形状情報ウィンドウの「更新」ボタンを押します。
こうすることで、外部参照されている形状のパラメータが参照先のシーンで反映されます。