太陽の向きを時間によりアニメーションさせたい (フィジカルスカイ)

フィジカルスカイを使用することで太陽の向きをシミュレートし、
地球上の位置(緯度経度指定)と時間により入射方向を自動計算させてアニメーションさせることができます。

フィジカルスカイの指定

統合パレットの無限遠光源ウィンドウで、「太陽設定」の「有効」チェックボックスをオンにします。
「位置」で緯度経度を指定します。
ここでは、「日本(東京)」を指定しました。

レンダリングすると、-Z方向を北として太陽の向きが計算されます。

時間の指定

統合パレットの無限遠光源ウィンドウで「太陽設定」を有効にしている場合、
「日時」で開始日時を指定し、「終了日時」の「アニメーション時の終了日時を指定」チェックボックスをオンにします。

この場合は、
開始日時を1月1日の12:00とし、終了日時を1月1日の16:30としました。
このシーンをアニメーションレンダリングした場合、
開始フレームがフィジカルスカイの開始日時、終了フレームが終了日時となり、無限遠光源の向きが時間経過で変化します。

また、「フィジカルスカイ」の「有効 (背景に描画)」チェックボックスをオンにすることで、
背景の空の色が時間に合わせて変化します。

フレーム数を100としてアニメーションレンダリングすると、以下のようになりました。

この記事のタイトルとURLをコピーする
Translate »