面が反転する要素
形状の面の表裏は、以下の要素により逆転することになります。
- ブラウザの「面反転」
- 変換行列のスケールの符号
ブラウザの「面反転」
ブラウザの右上または右下の三角形の部分をクリックし、オプションを表示します。
ここの「面反転」をオンすることで、面が反転します。
変換行列のスケールの符号
各形状の変換行列の「スケール」値の符号がマイナスの場合、面が反転します。
XYZ軸ごとの符号により、面が反転するかどうかは変化します。
XYZ軸の3つのスケール値にて符号のマイナス数が1または3の奇数時は、面が反転されることになります。
また、形状は階層構造で管理されるため、
親のパートの「面反転」や「変換行列のスケール」の累積により、子の形状での面の表裏表示は変化します。
リンクやジョイントを使用している場合は回転の向きが逆転するなど、さらに複雑化します。
エクスポータプラグインなどで、階層構造を展開した状態で1階層として形状を出力する場合は、
この面の表裏情報と階層構造を考慮する必要があります。
この面の表裏問題を回避するためには、
「面反転」を使用しない、
各形状/パートの変換行列のスケール値をマイナスにしない、
という制約を設けるのが近道となります。