ポリゴンメッシュを編集するとエラーが表示される場合がある。修復方法を教えてください。
3Dプリントアシスタントやブール演算などの機能を実行すると、編集したポリゴンメッシュの状態により警告やエラーメッセージとして表示される場合があります。
これらのメッセージは、ポリゴンメッシュの状態を示す内容が含まれており、状況に合わせた修正と対策が必要です。
▼非ポリゴン形状(エラー)
ポリゴンメッシュ以外のプリミティブな球や円、自由曲面などです。ポリゴンメッシュ以外はエラーとなります。
修正方法:ポリゴンメッシュに変換します。
▼重複要素(頂点・面)(エラー)
同一座標に重なっている頂点や面です。同一座標に2つ以上のものが存在することは無いためエラーとなります。
修正方法:頂点や面をマージ(統合)し、2つ以上存在しないように修正します。
・複数のポリゴンメッシュ形状を1つに結合する
https://knowledge.shade3d.jp/kb1455
・ポリゴンメッシュで近くにある頂点を結合する
https://knowledge.shade3d.jp/kb1369
▼不連続面(警告)
単一のポリゴンメッシュを構成する面のうち、他の面とつながっていない面、またはその集合体です。
それぞれの面の法線方向が異なる可能性があるため警告エラーとなります。
修正方法:それぞれの連続している面の集合ごとに別のポリゴンメッシュとして分離、あるいは1つのポリゴンメッシュに一体化するなどして修正します。
・ポリゴンメッシュでつながっていない面を分離 (不連続面の分離)
https://knowledge.shade3d.jp/kb1567
・ポリゴンメッシュをつながった面(シェル)ごとに分離する
https://knowledge.shade3d.jp/kb1284
▼内包面(エラー)
箱のように閉じたポリゴンメッシュの内側に仕切りのように存在する面です。1つの形状が2つ以上に分離されているためエラーとなります。
修正方法:内包面を削除して1つの形状とします。
・内包面を検出する
https://knowledge.shade3d.jp/kb3957
▼法線方向の不一致(エラー)
法線方向が不一致となっている連続した面の集まりです。表、裏の方向が一致していないためエラーとなります。
修正方法:それぞれが同一方向(内側、外側)を向くように方向を統合して修正します。
・ポリゴンメッシュの法線を統一する
https://knowledge.shade3d.jp/kb851
▼向き付け不可能(エラー)
表と裏の区別のない形状です。三面稜線やメビウスの輪、クラインの壷のような形状です。表と裏が定義できないためエラーとなります。
修正方法:自動での修正はできません。手作業で表と裏を定義するような修正が必要となります。
・面の表と裏
https://knowledge.shade3d.jp/kb387
・面の裏表を表す法線とは
https://knowledge.shade3d.jp/kb12272
・自己交差しているポリゴンメッシュ形状を検索する(スクリプト)
https://knowledge.shade3d.jp/kb11634
▼三面稜線(エラー)
1つの稜線に3つ以上の面がつながっている状態です。面の連続性が無く表と裏の定義が不可能なためエラーとなります。
修正方法:表と裏の定義ができるようにそれぞれの面を分離または削除します。分離した面にはさらに厚み付けなどの修正が必要です。
また削除は接続されている面も削除されるため、個別の確認作業が必要となります。
・三面稜線とは?
https://knowledge.shade3d.jp/kb1135
▼境界稜線(エラー)
1つしか面がつながっていない稜線です。面が途切れているためエラーとなります。
修正方法:状態に応じて穴埋めや厚み付けを行い立体として成立するように修正します。
ポリゴンメッシュの境界稜線を検出する
https://knowledge.shade3d.jp/kb1159
▼非平面(警告)
4つ以上の頂点をもつ面で、3つの頂点ごとに分割した場合、すべての法線が同じ方向を向かない面です。1つの面が平面として定義できないためエラーとなります。
修正方法:3つの頂点ごとに分割し、それぞれの面が平面として定義できるように修正します。
注意これらのエラーが1つでも残っていると、3Dプリンタでの出力時に確実にエラーとなるというものではありません。
実際にはプリンタの機能や付属のファイル変換ユーティリティ、出力センターによって出力できるかどうかが決定します。
・ポリゴンメッシュの非平面を検出する
https://knowledge.shade3d.jp/kb1253