レンダリングで奥に行くにしたがってぼかす (被写界深度 : DOF)
レンダリング時に、画面の手前や奥をポストエフェクトとしてぼかす機能は「DepthPlus」で行います。
カメラとしての焦点にピントがあるようにし、焦点位置から離れるとぼかしがかかるようになります。
この焦点位置を中心にピントが合う範囲は、被写界深度(Depth of field)と呼ばれます。
Shade3D ver.16まではProfessional版のみ使用できる機能でしたが、ver.17以降はStandard版以上で使用できるようになりました。
焦点形状を配置
ツールボックスの「作成」-「プラグイン」-「DepthPlus焦点形状」を選択し、図形ウィンドウでドラッグした半径の球を配置します。
「#DepthPlus 焦点」という形状が配置されます。
これがDepthPlusでポストエフェクトされる際の、ピントが合う焦点位置になります。
エフェクタで「DepthPlus」を選択
イメージウィンドウの設定ウィンドウで「効果」タブを選択し、エフェクタで「DepthPlus」を選択します。
「DepthPlus」の「設定」
エフェクタの「DepthPlus」を選択した右にある「設定」ボタンを押すと、パラメータを設定するダイアログボックスが表示されます。
「被写界深度」タブの「絞り(F値)」の値を小さくすることで、ぼかしがかかりやすくなります。
ぼかしは、「焦点形状」にピントが合うように調整されます。
「OK」ボタンを押してダイアログボックスを閉じレンダリングを行うと、
レンダリング後にポストエフェクトとしてDepthPlusの処理が行われます。
下画像は、エフェクトをかける前の画像です。
下画像は、DepthPlusの効果をかけた画像です。