Shade3Dとは?
Shade3Dは、3DCG(3次元のコンピュータグラフィックス)の処理を行うソフトです。
作業の流れ(ワークフロー)としては、大きく以下に分かれます。
- モデリング
- 表面に画像を割り当てるためのUV設定
- 表面材質設定(マテリアル設定)
- ライティング
- カメラの設定
- ポージング/アニメーションの設定
- レンダリング
「モデリング」で、3次元空間のシーンに配置する形状を作成します。
「UV設定」で、ポリゴンメッシュ形状の場合に画像を表面材質として割り当てる場合の、2次元空間上の画像位置を指定します。
「表面材質」で、色や反射具合、透過具合を指定します。画像を貼り付ける場合は、ここでどの画像をマッピングの指定を行います。
「ライティング」で、シーンに配置した形状を無限遠光源/スポットライト/点光源、といった各種光源で照らします。
「カメラ」は視点の画角や焦点距離、あおり補正などのカメラパラメータを指定し、カメラ自身をシーンに配置します。
「ポージング/アニメーション」は、シーンに配置した形状を移動や回転/変形させる操作を行います。タイムライン上でこの動きの情報を与えることで、
アニメーションさせることができます。
カメラから見たシーンの映像を、1枚の静止画としてきれいに仕上げる作業が「レンダリング」です。
少しずつ動きをつけたアニメーションデータを連続してレンダリングすることで、動画の出力もできます。
また、他の3DCGツール向けに形状やシーンをエクスポートする機能、他ツールからのインポート機能があります。
Shade 3D ver.15以降では、3Dプリントに対する検証や出力を行う機能も強化されています。