形状自身はシーンに存在するが、レンダリング時にカメラに表示させないようにする
建物の内側をレンダリングで表示したい場合に、壁を除去すると外の光も室内に入ってきます。
他の形状に影は落とす状態にし、形状自身はカメラに表示しない設定を行うことで、
陰影状態を保持したまま内側を見るようなレンダリングを行うことができます。
これは、表面材質の「その他」で「カメラに表示しない」をオンにすることで実現します。
カメラに表示しない形状を別形状にする
ポリゴンメッシュとして1形状にまとめられている場合は、
面を選択して「別形状として分離」でカメラに表示しない壁部分を別形状に分離します。
マスターサーフェスを複製
表面材質でマスターサーフェスを割り当てている場合は、
マスターサーフェスを複製します。
これをカメラに表示しない用の表面材質として使用します。
表面材質の「カメラに表示しない」をオンにする
カメラに表示させない形状をブラウザで選択し、複製したマスターサーフェスを割り当てます。
表面材質ウィンドウの「その他」ボタンを押し、「その他の表面材質属性」ダイアログボックスで
「表示属性」-「カメラに表示しない」チェックボックスをオンにします。
レンダリングを行うと、陰影状態はそのままで壁だけカメラに表示しない状態でレンダリングされます。