指定の形状を面の上に並べる (サーフェスリプリケータ)


ポリゴンメッシュや自由曲面の面の表面に形状を配置する手段として「サーフェスリプリケータ」があります。

以下の手順で操作します。

原点に形状を配置

XYZが(0, 0, 0)の原点位置に形状を配置します。

このときに、Y方向の0が地面の位置になるようにします。

自由曲面やポリゴンメッシュを配置

自由曲面もしくはポリゴンメッシュを配置します。

サーフェスリプリケータを配置

自由曲面やポリゴンメッシュをブラウザで選択した状態で、
ツールボックスの「パート」-「ジョイント」-「サーフェスリプリケータ」を選択します。

自由曲面のラベルとして「対象サーフェス」と表示され、その下に「サーフェスリプリケータ」が配置されました。

サーフェスリプリケータ内に形状を入れる

ブラウザで原点に配置した形状を選択し、「サーフェスリプリケータ」内にドラッグして移動します。

サーフェスリプリケータ作成直後は、面上に10個分の形状が表現されます。

サーフェスリプリケータのパラメータを調整

ブラウザで「サーフェスリプリケータ」を選択、統合パレットの「形状情報」ウィンドウで
サーフェスリプリケータのパラメータを調整します。
初期状態では「サーフェスリプリケータ属性」の「分布」が「サーフェス」、
「個数」が「10」となっています。

これは、表面に10個の形状をランダムに配置する指定になります。
図形ウィンドウ上では、表面上に配置した形状はワイヤーフレームで表現されます。
プレビューウィンドウにするとサーフェスリプリケータの効果を確認できます。

形状情報ウィンドウの「サーフェスリプリケータ属性」の「分布」で「頂点」を選択すると、
自由曲面の場合は面がレンダリング時に分割された際の頂点ごとに、形状が配置されます。

自由曲面の場合は「分割」を「細かい」にすると、より密な状態で配置されます。

「分布」を「稜線」にすると、各稜線の中心に形状が配置されます。
「分布」を「面の中心」にすると、各面の中心に形状が配置されます。

「分布」を「サーフェス」とした場合は、「個数」の数だけ表面にランダムに形状が配置されます。

「サーフェス」は面に対してランダムに配置する指定です。
「サーフェス(均一)」は、面の面積にかかわらず均一な密度となるように配置する指定です。

リプリケータを実体化

ブラウザで「サーフェスリプリケータ」を選択し、ツールパラメータで「リプリケータを実体化」ボタンを押すと、
形状が実体化されます。

この記事のURLとタイトルをコピーする
Translate »