異なる表面材質をアニメーションで変化させる Vol.2
複数の表面材質をアニメーションで変化させるには「変形ジョイント」を使用します。
その際は、変化を行う順に変形ジョイント内に形状を配置することで、表面材質を変化させるアニメーションを作成することができます。
変形ジョイントを活用して、形状同士を変化させる場合は、以下の条件を満たす必要がありますが、
表面材質のみを変化させる場合は、パートのみでも材質を変化するアニメーションを作成することができます。
▼変形ジョイントを活用した形状を変化させる条件
・同じ形状の種類で構成する(例えば、形状Aと形状Bがある場合は、共にポリゴンメッシュで作成する必要があり、自由曲面等でも同様)
・頂点や稜線の数などを同じにしておく必要がある。
▼表面材質を変化させる条件
・同じマテリアルの種類を適用する。(例えば、Shade3DマテリアルとPBRマテリアル(Professional以上)の組み合わせでは実行できません)
ブラウザの変形ジョイント内に変化させたい形状を入れます。
※変形ジョイントの作成やアニメーションの設定方法はこちらをご確認ください。
材質のみを変化させる場合は、変形ジョイント内の一番上に表面材質を変化させる形状を配置し、直下には材質を適用したパートを変化する順番に配置します。
これにより形状からパート1、パート2、パート3に向かって表面材質が変化するアニメーションを作成することができます。
※表面材質は形状には白、パート1は赤、パート2は青、パート3には黄を設定しています。
また、スキンやボーンを適用させたアニメーションを作成する際に、余分な形状が配置できない場合や、
テクスチャなどの材質を変化させたい場合も有効なテクニックとなりますのご活用ください。
設定等も同様で表面材質を変化させる形状を配置し、直下に材質を適用したパートを変化する順に配置する方法となります。