穴がある/交差している/厚みがない形状を加工 (ラッピングメッシュ)

穴のある、形状が交差している、面の厚みがないポリゴンメッシュを「ラッピングメッシュ」で加工します。
「ラッピングメッシュ」は、3Dプリント時にエラーが出にくい形状を作成することができます。
面が細かく分割されるため、ラッピングメッシュ後にモデリング編集作業がある場合は向きません。
モデリングが終わった後、3Dプリンタに出力する前工程での使用が効果的です。

ブラウザで、ラッピングメッシュを適用する単一または複数の形状を選択します。
ツールボックスで「編集」-「共通」-「その他」-「ラッピングメッシュ」を選択すると、
選択されている形状を囲むように面が貼られます。
ツールパラメータでパラメータを指定し、「適用」ボタンを押すと適用されます。

ブラウザでは、「(wrapped ボクセル分割数)」名のパートが配置され、その中にラッピングされたポリゴンメッシュが配置されます。

面はフラットな状態で再分割されます。
滑らかにしたい場合は、ラッピングメッシュのツールパラメータの「曲面の分割」を調整するようにします。

形状が交差している場合


形状が重なって交差する場合は、重なりがないように加工されます。

形状に穴が開いている場合

厚みのない形状の場合は、ラッピングメッシュのツールパラメータで
「閉じていない形状」で「穴埋め」を選択します。

穴が埋められるように加工されます。

厚みがない場合

厚みのない形状の場合は、ラッピングメッシュのツールパラメータで
「閉じていない形状」で「自動厚み付け」を選択します。

自動で厚みがついた状態で加工されます。

この記事のURLとタイトルをコピーする
Translate »