複数のテクスチャをひとつにまとめ(アトラス化)データ量を軽減させる

複数の個別のテクスチャを一つの画像にまとめ利用する方法はアトラス化と呼ばれるテクニックです。

アトラス化

Shade3Dに限らず3DCGで利用され、複数のテクスチャを画像編集ソフトウェア等で一つにまとめ、
UVマッピング等を活用して複数の形状の表面材質で共有する方法です。

表面材質/テクスチャのアトラス化前
共有前

表面材質/テクスチャのアトラス化後
共有後

複数の材質やテクスチャを一つにまとめ「アトラス化」することで以下のメリットがあります。

形状に対し個別に設定していた複数のテクスチャが単純化され、CPUやGPU等へ読み込み計算する際の負荷が軽減される

アトラス化したテクスチャを用いて複数の質感を一つの材質にまとめることで、描画速度の向上、ファイル容量が軽減されるなど
パフォーマンスが改善するメリットがあります。

作成するテクスチャのサイズは2の累乗で指定(16×16、32×32、64×64、256×256、512×512など)することで
画像を読み込む際のメモリサイズを軽減させることもできます。

Shade3DよりglTF(Professional版のみ)やFBX等で出力する際にも有効なことや、
これらのファイルをインポートするviewer等で読み込む際のメモリ不足を回避することもできます。

【注意】
複数のテクスチャを一つにまとめ、アトラス化する際は、
Shade3D以外のUVや画像を編集する専門的な知識が必要なため、仕様や機能を把握し作成を行なってください。

この記事のURLとタイトルをコピーする
Translate »