記憶・掃引で形状を作成すると「スイープ曲線」が作成されます。自由曲面にできますか?
記憶・掃引を実行した際に、Shade3D ver.22以前の製品では自由曲面が作成されますが、
Shade3D Ver.22以降のバージョンでは「スイープ曲面」が作成されます。
スイープ曲面では新たな形状タイプとして追加され、断面となるラインとそれに沿わせる基準線の
ラインによりサーフェスを作成することができます。
これにより、断面と基準線を変更して簡単に形状を編集・加工することができますが、
自由曲面のように部分的な面や頂点(コントロールポイントや接線ハンドルなど)を編集することができません。
過去のチュートリアルやガイドブックなどで、同機能を活用して形状を作成される場合は、
作成した「スイープ曲面」を選択してツールパラメータより「自由曲面に変換」を実行してください。
これにより、自由曲面形状に変換され編集・加工することができます。
注意:
「スイープ曲面」から「自由曲面」へ変換することはできますが、
自由曲面からスイープ曲面へ変換することはできません。ご注意ください。
なお、Shade3D Ver.23より記憶・掃引後の形状を「スイープ曲線」か「自由曲面」の何れかを指定することができます。
Shad3D Ver.23以降をご利用のお客様は、記憶・掃引を実行する前に「ツールパラメータ」の掃引設定より
「スイープ曲線」「自由曲面」を選択して実行してください。