間接照明(間接光)の効果を調整する
大域照明を設定したレンダリングを実行する場合に、形状に対して照射される
間接照明(間接光)の効果(強弱)を調整したい場合があります。
間接照明は、シーン全体、または、形状を個別に影響度を調整することができるので、
状況に合わせて以下の項目をご確認ください。
▼形状に対して照射する「間接照明」を個別調整する
統合パレット>表面材質>その他>照明調節の項目より形状が受ける間接光の影響を個別に調整することができます。
「間接光」スライダ:間接光の影響度を0から1の範囲で設定することができます。
下記の図では左から「1.0」「0.8」「0.6」「0.4」「0.2」です。
【補足】「直接光」スライダ:表面材質>その他>照射調節の項目では、直接光の調整も行うことができます。
直接光も1から0の範囲で設定することができ、下記の図では、間接光は「1.0」で左から直接光の設定が
「1.0」「0.8」「0.6」「0.4」「0.2」です。
▼シーン全体に照射する「間接照明」を調整する。
レンダリング設定>大域照明タブにある「反射係数」「間接光の明るさ」でシーン全体の間接照明を調整することができます。
・「反射係数」スライダ:間接光が大域照明に影響する割合を0から1の範囲で指定することができます。
この値が小さいと計算は速くなりますが、大域照明の効果(光の周り込み)が弱くなります。
下記の画像では、左が「0.9(初期値)」で右が「0.2」に調整した比較です。
・「間接光の明るさ」スライダ:間接光の明るさを0から4の値の範囲で指定することができます。
下記の図では、左が「1.0(初期値)」で右が「3.0」に調整した比較です。
なお、上記以外にもレンダリング設定>大域照明タブにある「パストレーシング設定」より明るさ意外の
品質に関する様々な設定を行うことができます。詳しくはこちらよりご確認ください。