2つのNURBSサーフェスの接続部を融合させる

ver.18
2つのNURBSサーフェスの接続部が滑らかにつながるように融合させます。
この処理は、2つのNURBSサーフェスをブール演算の「和」を使って1つのNURBSサーフェスに変換し、接続されている稜線でフィレットを適用することで実現します。

以下のような2つのNURBSサーフェスの交差部分が滑らかになるように融合させます。

ブール演算の和で1つのNURBSサーフェスにする

ブラウザの「ブール演算」-「ブール演算:和」を選択します。

「ブール演算:和」パートの中に2つのNURBSサーフェスをドラッグ&ドロップして入れます。
このとき、2つのNURBSサーフェスで重なりがあるのを確認します。

この操作により、重なりが交差する部分で稜線ができます。
ブラウザで「ブール演算:和」が選択されているのを確認し、「ブール演算」-「ブール演算を固定」を選択します。

元の形状は非表示となり、1つのNURBSサーフェスが作成されました。
元の形状は不要なため削除しておきます。

接続部の稜線を選択してフィレットを適用する

形状編集モード+稜線選択モードに移行し、接続されている部分の稜線を選択します。

ツールボックスの「編集」-「フィレット」を選択し、ツールパラメータの「数値」でフィレットの値を指定します。

「フィレットを固定」または「確定」ボタンを押してフィレットを適用します。
これにより、2つのNURBSサーフェスの接続部が融合された表現になりました。

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