glTFエクスポートでの「Mesh内のPrimitiveの頂点情報を共有」とは? (ver.21)

ver.21
glTFエクスポート時に、ダイアログボックスで「Mesh内のPrimitiveの頂点情報を共有」を選択できます。

Shade3Dでフェイスグループを使用している場合、glTFでは1つのMesh構造内に複数のPrimitiveを設けます。
ここでの「Mesh」と「Primitive」はglTFの仕様での単語です。
このときの1Primitiveが1つのフェイスグループ情報に相当します。
「Mesh内のPrimitiveの頂点情報を共有」チェックボックスがオンの場合(デフォルト)、
メッシュの頂点情報(位置/法線/UV/頂点カラー/スキンのウエイト)を1つのバッファ(glTFではAccessor/BufferView)で共有するようにします。
これにより、ファイルサイズを小さくすることが可能になります。
オフの場合は、個々のフェイスグループ(Primitive)ごとに別々に頂点情報を使用します。
ただし、「Mesh内のPrimitiveの頂点情報を共有」をオンにしてDraco圧縮と併用した場合に
Draco圧縮の構造上不要な頂点情報が重複することになり、圧縮率が低下する場合があります。
また、glTFの表示エンジンによっては「Mesh内のPrimitiveの頂点情報を共有」をオン+Draco圧縮に対応していないものもあります。

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