glTF形式を出力する際のglbとgltfの違いは?

glTF形式を出力する際の「glb」と「gltf」の違いは、
出力する基本的なデータの仕様に違いはございません。

出力したglTFファイルに付随する様々なデータ(画像やbinファイルなど)を外部で
参照するか、または、ファイル内に保持するかの違いになります。

▼「gltf」で保存する場合は、以下の三種類のファイルが出力されます。
gltf:シーンに関するほとんどの情報(モデル、材質等)が格納されるファイル
bin:モデルの頂点座標、法線、UVなどの数値リストが格納されるファイル
画像:png、jpegなど

この方式での出力するメリットとしては、画像を後から差し替えやすいことが挙げられます。
デメリットとしてbinファイル/画像ファイルはどれもモデルを構成するファイルであるため、
gltfと一緒に保存する必要があります。

▼「glb」で保存した場合は、ファイルに上記の三種類のファイルを1つに
全てまとめてglbファイルとして出力されます。

モデルファイルが1つに完結することから対応ソフトウェアがgltfファイルより多いことや、
データを配布することに適していることが挙げられます。

そのため、用途にもよりますが、支障がなければ利用できるソフトウェアの
多さからglbでの出力をお勧めします。

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