HDRIとは ?

背景に使用する画像は、色のRGB(赤、緑、青)の範囲を0.0~1.0の実数値を持つとした場合、
1.0を超える値を指定できます。
1.0を超える場合、その画像は発光(光源)の情報も持つことになります。
この画像フォーマットは、hdrもしくはexr(OpenEXR)が使用されます。
1.0を超える範囲を持つことを「ダイナミックレンジ」と呼びます。
「HDR」は「High Dynamic Range」の略です。
pngやjpeg形式の画像はRGB(A)それぞれが8ビットで256階調の精度ですが、
HDRになるとより高い精度の表現が可能になります。
このHDR画像のことを「HDRI」(High Dynamic Range Image)と呼びます。

Shade3Dでhdr/exr形式の画像を扱う場合は、HDRIとして光源情報を持つことができるものとして処理されます。
特に、背景でHDRIを指定したレンダリングは「IBL」(Image Based Lighting)と呼ばれ、背景画像自身が光源になります。

また、hdr/exr形式のファイルは、Shade3Dに読み込んだ際は
ガンマ補正がかかっていないリニアな状態のものが多いです。

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