IKモードで階層構造の先端のジョイントを動かし、その間を補間
コントロールバーで「編集モード」を「IK」にした場合、ジョイント構造の先端を選択して移動すると、
その間のジョイントは自動で補間されます。
この例では、ボールジョイントで階層構造を与えています。
直線移動ジョイントや回転ジョイントなどでもこのIK操作は使用できます。
コントロールバーの「編集モード」で「IK」を選択し、先端のジョイントを図形ウィンドウで移動させます。
すると、ルートの親のボールジョイントが固定の状態で、その間が自動的についてくるような変形が行われます。
[Enter]キーを押すと、IKモードから抜けます。
この変形は、ジョイント値を自動補間するものになります。
動きをアニメーションにする場合は、IKモードで変形後にモーションウィンドウでキーフレームとして登録するようにします。
IKのルートを変更
IKモードでの操作は、親までたどってジョイントのルートを基準として使用します。
IKルートよりも親のジョイントはIKモードの操作では動きません。
IKのルートは、IKモードでの操作時に変更することができます。
ツールボックスの「作成」-「移動/複製」-「移動」-「ジョイント関連操作」をクリックしてポップアップメニューを表示します。
メニューの下に、選択ジョイントから親までたどったジョイント名が表示されています。
ここで選択したジョイントが、IK操作時のルートになります。
図形ウィンドウでドラッグし終わるまでこのIKルート指定は有効です。
連続モードにしている場合は、図形ウィンドウでドラッグし終わってもIKルートが保たれた状態で、続けて操作できます。