Quick Time VRのような旧コンテンツをShade3Dで作成するには?

Shade3Dでは、Quicktime VRの出力機能は搭載されていません。
Shade3Dに搭載されたQuicktime VRを作成する機能は、QuickTime 7の技術をもちいておりましたが、
macOSでは「macOS Mojave(10.14.6)」まで、Windowsでは、2014年ごろにApple社のサポートが終了しています。

そのため、Shade3Dでは、Shade3D ver.16にてレガシープラグインとしてサポートの終了と
Shade3D Ver.22にてセキュリティ面を考慮してQuick Time VRに該当する機能を削除しています。

・QuickTime VRに関連した削除された機能
QuickTime VR Panorama
QTVR Panorama
QuickTime VR Cubic
QuickTime VR Object

・QuickTime 7 の互換性について(Apple社 Webサイト)
https://support.apple.com/ja-jp/HT201175

・レガシー化されたプラグインを有効にする
https://knowledge.shade3d.jp/kb3122

また、Quick Time VRに変換するツールは、appleが既にサポートを終了し現在は提供されていません。
そのため「Quick Time VR」は、Shade3Dでは作成することはできませんがそれに近似した機能や
素材として画像や動画は作成することができます。

例えば、形状の一点を起点にしてドラッグ操作で360度どの方向からも見れる
「QuickTime VR Object」「QTVR Object」ような表現は、glTFで出力してWebのViewerで
確認するのが現状は近いと思われます。

・glTFファイルを確認
https://knowledge.shade3d.jp/kb9842

パノラマで動画で行われる場合は、mp4で出力し、Youtubeが提供するツールを活用することで
作成することができます。

・Youtubeヘルプ
https://support.google.com/youtube/answer/6178631?hl=ja&ref_topic=9257783

・Shade3D ver.17 VR動画作成
https://www.youtube.com/watch?v=GF70rQ2ZBlc

パノラマVRのような画像は、スマートフォンでのVR(バーチャルリアリティ)表示や、VR-HMD(ヘッドマウントディスプレイ)に
対応した設定でレンダリングを実行して画像を作成します。
端末に用意された方法で移行することで作成することができます。

・パノラマVRレンダリング
https://knowledge.shade3d.jp/kb3851

・パノラマ画像をレンダリングしたい
https://knowledge.shade3d.jp/kb2131

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