ShadeGridとは ?
Shade3Dでは、複数のコンピュータを使用して分散してレンダリングすることでレンダリング時間を短縮します。
TCP/IPネットワークで接続されている環境で分散レンダリングを行うことができます。
これを「ShadeGrid」と呼んでいます。
レンダリングを行うだけのサーバ機能「ShadeGrid Server」を各コンピュータで起動し、
Shade3Dを起動してレンダリング時に「ShadeGridマネージャ」からレンダリングを開始します。
ネットワーク上の「ShadeGrid Server」を探してレンダリングに参加させます。
ShadeGrid Serverに対応しているレンダリング手法は、レイトレーシング(ドラフト)、レイトレーシング、パストレーシングです。
ラジオシティ計算、トゥーンレンダラ、ワイヤーフレームでは、ShadeGrid Serverを使用することはできません。
サーバプログラム(ShadeGrid Server)の動作環境は、Shade3D本体と同じです。
複数のCPUを搭載したコンピュータでは、自動的にCPU数に合わせたスレッド分割を行い、すべてのCPUを使用してレンダリングを行います。
ShadeGrid Serverは、Shade3Dの全グレードに付属していますが、StandardとBasicでは、利用できるサーバマシンの台数は1台だけです。