StandardやBasicでレイトレーシングでレンダリングすると数分で終了するが、同じシーンファイルでもProfessionalでは大幅に時間がかかります。
スポットライトや点光源などの光源に「影のソフトネス」が設定されていることが考えられます。
StandardやBasicでは、「影のソフトネス」は「パストレーシング」によるレンダリングのみ有効となり、レイトレーシングでは反映されません。
Professionalではレイトレーシングで「影のソフトネス」が有効となるため、同じデータでもレンダリング時間に差が生じます。
そのため、必要ないのであれば、光源に対して設定している「影のソフトネス」などの設定値を「0」にすることをお奨めいたします。
※「影のソフトネス」を無効にする場合は、「ブラウザ」にて「光源」を選択して、統合パレット→「情報」タブより
「光源属性」などにある「影のソフトネス」の値を「0」に指定してください。
または、レンダリング設定→「その他」タブを選択して「互換」の項目を「現行版」から「Shade 12」以前に設定を
切り替えてレンダリングを行うことで、Professionalでもレイトレーシングで「影のソフトネス」が無効になります。