パノラマVRレンダリング
ver.17
Shade3D ver.17以降で使用できます。
スマートフォンでのVR(バーチャルリアリティ)表示や、VR-HMD(ヘッドマウントディスプレイ)に対応したレンダリングを行います。
立体視対応のパノラマVR静止画と動画の出力を行うことができます。
パノラマVRレンダリングの手順
統合パレットのカメラウィンドウの「立体視設定」で、以下の設定を行います。
- 「立体視カメラ」チェックボックスをオン
- 「配置」ポップアップメニューで「トップアンドボトム(左優先)」を選択
- 「ゼロ視差面」ポップアップメニューで「自動計算」を選択
- 「カメラ間距離」の「自動計算」チェックボックスをオフ。60mmを指定。
これは、実寸サイズのシーンの場合です。シーンに合わせて調節する必要があります。
イメージウィンドウの「効果」タブの、「パノラマ」トップアップメニューで「球投影」を選択します。
レンダリング解像度を、2:1の比率になるように指定してレンダリングします。
パノラマVRの場合は、視界の周りを見渡せるようにするため、
最低でも4K(4096 x 2048)以上の解像度が望ましいです。
レンダリングが完了すると、縦に2枚の画像が表示されます。
レンダリング画像を保存します。画像は縦横が同じサイズの正方形になります。
保存した画像を、パノラマVRを見ることができるデバイスに渡します。