ボールジョイントとボーンの違いは ?
ボールジョイントとボーンは、構造がほぼ同じジョイントになります。
下画像は左がボーン、右がボールジョイントを使用しています。
ボーンとボールジョイントは、中心を持ち、階層構造を作ることでスキンで使用できます。
ボールジョイント | ボーン | |
---|---|---|
ノードサイズ指定 | 作成時のみ | 作成時。 形状情報ウィンドウで変更可能 |
オブジェクトモードでの回転操作 | 図形ウィンドウ操作時は回転が変換行列には入らない。 回転操作は、モーションとしての「回転」要素に反映される。 |
回転は変換行列に格納される |
オブジェクトとしての固定要素 | 「変換行列」「ポジション」 | 「変換行列」 |
モーション要素 | オフセット、回転 | オフセット、回転 |
回転範囲指定 | なし | XYZ軸ごとに範囲指定可能 |
fbxでのジョイント構造とモーションのエクスポート | 対応 (他ツールで対応できるようにするため、ボーンに変換されます) | 対応 |
その他 | — | 「自動で軸合わせ」 |
ボーンとボールジョイントを相互変換する機能はありません。
他の3DCGツールでは、ボールジョイントに対応する形状はないことが多いため、
fbxエクスポートを考慮する場合はボーンを使用するようにします。