加算合成でレンダリングするときの表面材質の指定
「光の三原色」のような加算合成を行います。
このシーンでは、上面図で見た場合に3つの円をZ方向でわずかにずらして配置しています。
これは、面が重なってレンダリング結果が正しくならないのを防ぐ効果があります。
また、正面からオブジェクトカメラを配置しました。
レンダリングで加算合成するには少し特殊な表面材質指定を行います。
「拡散反射」と「光沢1」を0.0にします。
「透明」を1.0にして、白色にします。
「発光」を1.0にして、表現したい色を指定します。
「屈折」は1.0にします。
「反射」は0.0にします。
表面材質ウィンドウで「その他」ボタンを押し、
「陰影付けしない」「影を落とさない」「影を表示しない」チェックボックスをオンにします。
この状態でレンダリングを行うと、この表面材質指定を行った形状は指定の発行色で加算合成されます。
なお、これはShade3D ver.20の「PBRマテリアル」では表現できません。