表面材質の指定で、透明がある場合に白く発光したようになってしまう

ここでは、Shade3D ver.19までの表面材質表現、Shade3D ver.20以降の「Shade3Dマテリアル」での表現になります。
Shade3D ver.20以降の「PBRマテリアル」での透明度の指定については「PBRマテリアルを使ったガラス表現」をご参照くださいませ。

ガラスのような透明体を表現する場合、表面材質の「透明」を1.0に近づけます。
このとき「拡散反射」値を0.0に近づける(黒に近づける)必要があります。
以下のようなガラス表現のレンダリングを行いました。

このとき、表面材質ウィンドウでは以下の指定を行っています。

「反射」もしくは「透明」の値が0.0より大きい場合は、「拡散反射」の値(もしくは色)を反比例するように0.0に近づけていきます。

もし、「拡散反射」0.5、「透明」1.0のようにすると、以下のように発光したような表現になってしまいます。

「拡散反射」0、「反射」1.0、「透明」1.0とした場合も、以下のように発光したような表現になってしまいます。

目安としては、「透明」「反射」「拡散反射」のそれぞれの値の合計が1.0を超えないように調整するのがいいかもしれません。

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