イメージの構成要素、RGBAとは ?

イメージはPNG/JPEG/EXRなどの形式でファイルに保存されます。
イメージは、R(Red、赤)/G(Green、緑)/B(Blue、青)の3つのチャンネルを持ちます。
PNG/EXR形式では、加えてA(Alpha、不透明度)チャンネルを持つことができます。

光の三原色

モニタに表示するピクセルごとの色の要素は「光の三原色」で表現されます。

普及しているモニタではR/G/Bごとに256階調で表現されることが多いです。
これよりも低い階調、高い階調のモニタも存在します。
256階調は、8ビット(= 1バイト)の表現になります。
この場合、256 * 256 * 256 = 16,777,216色の表現が可能になります。

R G B
黒色
青色
緑色
水色
赤色
紫色
黄色
白色

イメージの構成要素

イメージの色も「光の三原色」と同じ組み合わせで表現されます。
R/G/Bそれぞれが1バイトで表現され、
「不透明度」(Opacity)を含む場合は、A(Alpha)チャンネルを1バイト使用します。

※ 上の画像では背景のチェック模様が透過(A = 0)を表しています。

合計4バイト(= 32ビット)で1ピクセルを表現します。
CGで色を扱う場合は、0-255の階調で表現する場合と、
この整数値を255で割った0.0-1.0の間の小数点値で扱う場合があります。
ただし、HDR要素を持つイメージの場合は、1チャンネルが1バイトの階調とは限りません。

イメージファイル内では、これらのRGBAチャンネルは分けて管理されます。

なお、ファイルに保存される際に、
JPEG形式の場合はAチャンネルは使用されません。
それぞれのファイル形式別に圧縮処理が行われることになります。
イメージファイル別の特性については、
「イメージ(画像)のファイルフォーマットはどれを選択する ?」をご参照くださいませ。

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