テクスチャをタイリングした場合の繰り返しが目立たないようにしたい

つなぎ目を目立たなくするタイリングテクスチャを用いる場合、繰り返しのパターンが見えてしまうため、これを緩和します。

以下のテクスチャを使っています。これは、上下左右がつながるようにタイリング加工されています。

これをマッピングで2×2の反復で並べると以下のようになります。

このときの表面材質のマッピングレイヤは以下のようになっています。

2レイヤ目を「イメージ/拡散反射」として追加し、反復を1×1、適用率を0.5としました。
反復回数を倍数指定しています(この場合は1/2倍)。

これは、1レイヤ目のテクスチャを倍率2×2倍にして半透明で重ね合わせるような表現になります。
以下のように変化しました。

タイリングらしさが緩和されています。
この表現は、ノイズパターンや土/石材などの細かい模様のテクスチャに向いていそうです。

これを、円柱にマッピングした場合は以下のようになります。
「イメージ/拡散反射」(反復 4×2、適用率 1.0)、
「イメージ/拡散反射」(反復 2×1、適用率 0.5)、
「イメージ/バンプ」(反復 4×2、適用率 1.0、高さ60mm)、
をマッピングしました。

複数テクスチャを用いる場合は、「マット」を併用するのもタイリングを目立たなくする手段として有効です。

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