フォトンマッピングとは ?
大域照明の種類で「フォトンマッピング」があります。
フォトンマッピングは、光源からの光を「フォトン(光子)」として大量に飛ばし、
その次に、視点からのレイトレースによりフォトンを収集していく双方向のレンダリング手法です。
下画像は、光源からフォトンを飛ばして形状に衝突させている概念図です。
フォトンは拡散反射面に衝突するとそこで空間に光の情報を格納します。
透明な形状に当たるとそのまま突き進み、鏡面反射がある場合は反射します。
次に、視点からレイを飛ばし、形状に衝突したときにフォトンを収集します。
フォトンマッピングでレンダリングすることで、「コースティクス」や「色収差」、
鏡面で光が反射するような表現を行うことができるようになります。