ポリゴンメッシュのワイヤーフレームを形状化してレンダリングに反映
レイトレーシングやパストレーシングのレンダリングでは、
ポリゴンメッシュのワイヤーフレームをレンダリングに反映することはできません。
面を線形状に変換した後、「掃引 円」プラグインで線形状をパイプ状にすることで、
ワイヤーフレームを実体化することができます。
ポリゴンメッシュを線形状に変換
ポリゴンメッシュをブラウザで選択し、
何も機能を実行していない状態([Enter]キーを押してモードから抜けている状態)で、
ツールパラメータの「変換/記憶」の「線形状に変換」ボタンを押します。
これで、ポリゴンメッシュの面は「閉じた線形状」として表現されます。
線形状に「掃引 円」を適用
「閉じた線形状」を含むパートを選択し、ツールボックスの「作成」-「プラグイン」-「掃引 円」を選択します。
「掃引 円」ダイアログボックスでOKボタンを押し、
次に表示されるダイアログボックスで半径を入力し、OKボタンを押します。
自由曲面として、パイプ状態にワイヤーフレームが生成されました。
元の形状(「閉じた線形状」の面)が残っているため、
ブラウザのレンダリングアイコンをクリックして非表示にします。
これでレンダリングすると、ワイヤーフレームとしてのレンダリングが行われます。
陰影処理を行わない場合は、表面材質の「その他」で「陰影付けしない」「影を表示しない」を
オンにしてレンダリングします。