表面材質のマッピングでの反復をポリゴンメッシュのUVに変換

他ツールと3D形状データをやり取りする際に、
表面材質のマッピングレイヤの「反復」相当の機能が存在しない場合があります。
この場合は、ポリゴンメッシュのUVでこの反復相当の機能を表現します。

以下画像では、表面材質のマッピングで反復を「2」「 1」と指定しています。

UVは以下のように0.0-1.0の範囲に収まるように指定しました。

反復を「1 」「1」にした状態で、
UVをUV座標上の原点を中心にU方向に2倍、V方向に 1倍することで同じマッピングを表現できます。
以下の手順を行います。

表面材質のマッピングレイヤの「反復」を「1」「1」に変更します。
形状編集モード + 面選択モードですべての面を選択し、UV図面を表示します。
ツールボックスの「作成」-「移動/複製」-「移動」-「数値入力」を選択します。
UV図面で(0, 0)の位置をクリックすると、「トランスフォーメーション」ダイアログボックスが表示されます。
「トランスフォーメーション」ダイアログボックスの拡大縮小で「2」「1」を指定して「OK」ボタンを押します。

ここで指定する拡大縮小値は、表面材質のマッピングレイヤの「反復」で指定していた値を使用しています。
これで、表面材質のマッピングレイヤでの「反復」を「1 」「1」としたまま、テクスチャを繰り返す表現ができました。

表面材質のマッピングレイヤの「イメージ」で「左右反転」を指定している場合は、
「移動」-「数値入力」実行時にUV図面上でクリックする原点位置を(1, 0)とします。

表面材質のマッピングレイヤの「イメージ」で「上下反転」を指定している場合は、
「移動」-「数値入力」実行時にUV図面上でクリックする原点位置を(0, 1)とします。

表面材質のマッピングレイヤの「イメージ」で「90度反転」を指定している場合は、
「移動」-「数値入力」実行時にUV図面上でクリックする原点位置を(0, 0)とします。
また、「トランスフォーメーション」ダイアログボックスの「拡大縮小」で「反復のY」「反復のX」の順に指定します。

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