形状ごとの移動/回転アニメーションを行いたい(ボールジョイントを使用)

Shade3Dのアニメーションは、「ジョイント」(移動ジョイント、回転ジョイント、ボールジョイント、ボーンなど)を使用してアニメーションを実現しています。
3DCGツールの多くでは、形状やノード(Shade3Dでのポリゴンメッシュ形状やパート)ごとに「移動」「回転」「スケール」のアニメーションを与えることができます。
Shade3Dでこの動作を行う場合は、一つ工程を追加して対応します。
なお、移動/回転/拡大縮小などの個別のアニメーションは、それぞれ専用のジョイントが用意されています。

ブラウザ上で、ポリゴンメッシュなどの形状をボールジョイントに入れます。

このとき、ボールジョイントが回転の中心になるようにします。

ブラウザでボールジョイントを選択し、ジョイントモードに移行します。
モーションウィンドウを表示して、左上の「シーケンス」チェックボックスをオンにしてシーケンスモードにします。
タイムラインのキーフレーム位置を移動させ、図形ウィンドウ上でマニピュレータを使って移動または回転操作を行います。
モーションウィンドウの「+」のアイコンを選択し、キーフレーム登録します。

モーションウィンドウ上でこのキーフレーム登録操作(上画像の④から⑥)を繰り返すことで、
移動と回転を使ったモーション付けを行うことができます。
動画にすると以下のようになりました。

ただし、この方法ではスケールはアニメーション対応できません。
スケールのアニメーションにも対応させる場合は、「拡大縮小」または「均等拡大縮小」ジョイントを使用します。

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