Unlit(陰影付けしない)の表現
Shade3Dでは表面材質の「その他」で表示される「その他の表面材質属性」ダイアログボックスで
「陰影付けしない」チェックボックスをオンにすると、レンダリング時に陰(シェーディング)を付けない表現を行うことができます。
リアルタイム環境/リアルタイムエンジンでは、この表現は「Unlit」と呼ばれます。
Unlit表現は、拡散反射色/拡散反射テクスチャ、PBRマテリアルでの「ベースカラー」をそのまま描画することになります。
Shade3DマテリアルでのUnlit表現
ver.19までの標準の表面材質である「Shade3Dマテリアル」では、
「陰影付けしない状態でレンダリングしたい」をご参照くださいませ。
表面材質の「その他」ボタンを押して「その他の表面材質属性」で「陰影付けしない」チェックボックスをオンにしただけでは対処できないです。
そのため「発光」も併用します。
PBRマテリアルでのUnlit表現
ver.21
PBRマテリアルでは、Shade3D Professional ver.21以降でUnlit表現に対応しました。
表面材質の「その他」ボタンを押して「その他の表面材質属性」で「陰影付けしない」チェックボックスをオンにします。
「陰影付けしない」がオフの場合は以下のようなレンダリング結果になります。
「陰影付けしない」がオンの場合は以下のようなレンダリング結果になります。
Shade3Dマテリアルの「陰影付けしない」の時とは異なり、光源がない場合でもUnlitの状態は保たれ、
常にベースカラーの色もしくはテクスチャイメージはシェーディングなしでそのまま表現されます。