ポリゴンメッシュの選択面の法線方向に沿って形状を作成したい (ローカル座標軸)

ポリゴンメッシュの面の法線方向を上向きとして、ぴったりと形状を作成したい場合があります。
例えば、下画像のような建物の斜めに配置された屋根に沿って直方体を配置してみます。

形状編集モードで対象となる面を選択します。
メインメニューより「図形」-「ローカル座標軸」-「ローカル座標軸を作成」を選択します。
4面図で建物が斜めになりました。

見た目上は、選択面の1つの頂点が原点位置（正確にはローカル座標での中心）になります。

ブラウザでは「座標系(一時使用)」というパートが生成されています。
この段階で、このパートのローカル座標表示となっています。

4面図の正面図や上面図でプリミティブの直方体を作成すると、透視図では屋根に沿って配置されるのを確認できます。
ローカル座標のY軸が0になる位置で接地することで、
斜めになったポリゴンメッシュ面に設置できることになります。

このときに、コントロールバーのマニピュレータ座標系を「ローカル」にすると、
正面図や上面図でマニピュレータが水平/垂直となるため操作しやすいです。

コントロールバーから「グローバル座標系」に切り替えると、
「座標系(一時使用)」のパートは削除されて、ローカル座標表示から通常のグローバル座標系に戻ります。

この処理がうまくいかない場合は、
図形ウィンドウの「選択形状に合わせて回転」を使用した「形状や頂点を指定の平面上にそろえる (接地)」もご使用くださいませ。