大きな(複雑な)データを作成しているのですが、動作が遅くて困ってます。

形状データの大きさ(容量)は形状のコントロールポイントの数に関係します。
同じ直線の線形状でも、それを構成するコントロールポイントの数が違う場合、コントロールポイントの数が多い方が
情報の多い形状になります。そのため、不必要なコントロールポイントや、線形状を減らすことで、
データを軽くすることができます。

また、表面材質設定でマッピングの設定をおこなっている時には、必要以上に大きなイメージを取り込んでいる場合、
イメージのサイズを小さくすることで、データ量が小さくなります。
同じように、同一のマッピングを複数の形状に設定している場合は、その設定をマスターサーフェス化したり、
マッピング用のイメージをマスターイメージ化すると、取り込むイメージの数が減る形となり、データ量は小さくなります。
データ量は動作速度にも影響しますので、データを軽くすることで動作速度は上昇します。

Shade上での動作(描画)のみを高速化する機能として、「形状を隠す」等の機能が有効です。「形状を隠す」機能は操作の際に必要のない線形状を一時的に隠しておくことで、描画を高速化するもので、「図形」メニューより選択することができます。

なお、画面の表示速度が簡単な形状でも極端に遅い場合、グラフィックボードのドライバが影響し
問題が発生することがございます。ご利用の製品に応じて以下の項目もお試しください。

▼Shade3D ver.15、ver.16、ver.17をご利用のお客様

モデリング画面の表示速度が遅い。形状が正しく表示されない。
https://knowledge.shade3d.jp/knowledgebase/モデリング画面の表示速度が遅い%E3%80%82形状が正しく

▼Shade 13、Shade3D ver.14以前をご利用のお客様
描画が遅い、形状の編集ができない、または原因不明のエラーが発生します。
https://knowledge.shade3d.jp/knowledgebase/描画が遅い、形状の編集ができない、または原因

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